おれんじぷらねっと

ずっと続いていくシナリオにドラマチックを。

【S8 最高レート2088】雨の墓場

ティオと申します。
ポケモンが解禁されてモチベが高かったので久々にポケモンやりました。
レートも目標の2000を超えたので記事を書きました。
最後まで見て行ってくれると嬉しいです><

 

TN アタシ再生産 最高2088 最終2050(158位)
TN ティオ 最高1958  最終宇宙

画像

使用構築

構築経緯

SVでは”お墓参り”を軸としたハカドッグ入り砂パを長らく使っていたのですが、解禁ポケモンに、ハカドッグと同じ”お墓参り”を覚えるイダイトウがいたので興味を持ち、軸として使おうと思いました。

シーズン当初は、スカーフ適応力で全抜きを狙う型を使っていたのですが、スカーフで技をこだわるとテラスタルで押し返されてあっさり負けてしまうので適応力ではなく、すいすい型で運用することにしました。
現状雨を降らせられるのはペリッパーしかいないため、ペリッパーイダイトウの並びが必然的に決まりました。

ハカドッグを使っていた時も感じていたのですが、お墓参りはステロがあると一気にリーチが伸びる技のため、ステロ撒きは必須だと思い候補を探していたところ、精神力コノヨザルは、環境に多いパオジアンのつららにも屈せずにステロを展開できることに気づいたので採用となりました。

裏選出を考えた際、コノヨからの雨展開は、相手のチオンジェンやヘイラッシャなどのタイプと高耐久で受けてくるポケモンがきついため、それらの耐久を上回って破壊できるポケモンを探していたところ、根性ガチグマは純粋にパワーで殴り合えて状態異常絡みにも強いため採用としました。
草分け型は使い方がピーキーで難しかったので、素直にトリックルームと組ませることにしました。
トリル始動を誰にするか考えた際、初手コノヨのS操作と合わせて、上から攻撃+トリル+呪いで退場という、トリルにプラスして一仕事できそうなミミッキュをトリル要因として採用。

ラスト1枠は、単体スペックが高いハバタクカミや、トリル下の第二エースとして霊獣ラブトロス、毒菱でサポートしつつフェイタルクローで上振れが狙えるオオニューラなど、色んなポケモンを試しましたが、環境に多くて相手が面倒くさそうな電磁波サフゴ+カイリューの並びと、パーティーで重めなヘイラッシャを抑制できそうな霊獣ボルトロスにおちつきました。

個体紹介

ペリッパー

テラスタイプ:鋼 

性格:ひかえめ

特性:あめふらし

持ち物:しめったいわ

技構成:波乗り / 暴風 / れいとうビーム / とんぼがえり

実数値:135-63-121(4)-161(252+)-90-117(252)

 

雨始動要因
全体的な数値こそ低いものの、雨下の波乗りと必中暴風で想像以上のパワーを出してくれました。
型を誤認している人が多いのか、火力を舐めているのかは不明ですが、水技を読んで後出ししてきたカイリューが、そのままマルスケ削れて次のターンにテラスも切らず突っ張ってきて、上かられいとうビームで倒すという流れがシーズン中に何十回も決まったお陰でeasyな試合を沢山作りました。
耐久無振りとはいえ物理方面はまあまあ固めなので、環境TOPの両ウーラオスにもそこそこ強かったのが良かったです。
鋼テラスは、雨選出できついブーストテツノツツミに抗うために、フリドラのタイミングで鋼テラス→暴風で倒す動きを狙いましたが、身代わりを押してくることも多く、あまりかみ合いませんでした。

 

・イダイトウ(オスのすがた)

テラスタイプ:水

性格:いじっぱり

特性:すいすい

持ち物:いのちのたま

技構成:ウェーブタックル / お墓参り / 滝登り / アクアジェット

実数値:195-180(252+)-85(4)-*-95-130(252)

 

雨エース
ステロと組み合わせることで、環境にいる殆どのポケモンを確定1発にできるほどのパワーを持っています。
ラスタルによるタイプ変化で、こちらの攻撃を受ける行動をされがちなポケモンなので身代わりを入れたかったのですが、切る技がありませんでした。
お墓参りを活かすために基本的にラスト1体の状態で出陣しますが、相手のポケモンを全てスイープすることも多々ありました。
素の状態でカイリューの神速を無効にできるのが偉すぎるので、対カイリュー入りにはテラスを切るタイミングをしっかり考えました。
お墓参りは、なんと非接触なので、ゴツメとサンダーガモスに触らずに叩けるのは偉いポイントでした。
このポケモンをしっかり選出できれば勝率は高かったですが、選出はマッチング次第なところが多く、10戦やって9つ出す試合もあれば1つも出せない試合もあり、もどかしい部分もありました。
使用率TOP30に入っていないポケモンですが、もっと流行ってもいいポケモンだと思います。

 

・コノヨザル

テラスタイプ:鋼

性格:ようき

特性:精神力(最終盤のみやる気)

持ち物:きあいのタスキ

技構成:ふんどのこぶし / 岩石封じ / 命がけ / ステルスロック

実数値:217(252)-135-104(4)-*-110-156(252+)

 

史上最強の初手要員
初手選出しない試合は50戦に1回あるかないかレベルでした。
自分より素早い敵には、岩石→上からステロの流れ、遅い敵にはステロ→攻撃or命がけ、初手でカイリューと対面したら命がけと機械的に技選択をしていました。
命がけが読まれづらく、後続の苦手なポケモンを無理やり持って行ったり、このポケモンを一撃で倒すためにテラスタルを切ってくるポケモン(主にパオジアンと水ウーラオス)が多く、早々に相手がテラスを切ることで後続のポケモンで技を打つときにテラスジャンケンをしなくてよくなったりと、とにかく強い要素がてんこ盛りでした。
当初は精神力で使っていたのですが、パオジアンは妖テラバーストを打ってくることが多く、そもそも構築単位でキノガッサモロバレルが重いので、最終盤はやる気に変えました。
対面のポケモンを倒すのも大事ですが、基本はステロを優先して撒くことで後続のポケモンのリーチが一気に伸びて勝ちにつながりやすいです。
鋼テラスは初手ミミッキュと対面した時に、テラス岩石から入るとかなりアドバンテージがとりやすいので、積極的に切っていきました。

 

・霊獣ボルトロス

テラスタイプ:飛行

性格:おくびょう

特性:ふゆう

持ち物:こだわりメガネ

技構成:10万ボルト / テラバースト飛行 / 草結び / ボルトチェンジ

実数値:155(5)-*-90-197(252)-100-168(252+)


カイリュー+耐久電磁波サフゴの並びに見た目強めなので入れました。
基本的に選出はコノヨ+雨orトリルなので、とんでもないくらい刺さってるとかでなければ選出しませんでした。
この枠はゴチルゼルゾロアークのような、強力な選出誘導性のあるポケモンでもよかったのですが、万が一出さざるを得ない状態になった場合に、汎用性があるポケモンとしたかったので霊獣ボルトになりました。

ミミッキュ

テラスタイプ:水

性格:いじっぱり

特性:ばけのかわ

持ち物:せいれいプレート

技構成:じゃれつく / かげうち / トリックルーム / のろい

実数値:139(68)-156(252+)-123(180)-*-126(4)-117(4)

調整意図:

HBライン…意地鉢巻水ウーラオスの水流連打を最高乱数切り耐え
    皮剥げ後 意地悪ウーラオスのあんこくきょうだ、水ウーラオス水流連打最高乱数切り耐え
     皮剥げ後 意地パオジアンのつららおとし確定耐え

 

トリル始動要因
防御方面を厚めにすることで対ウーラオスミミッキュミラーに強くいい感じでしたが、キノガッサが重すぎる構築なので、準速ガッサ抜きまではSを振ったほうがよかったです。
せいれいプレートは、じゃれつくのリーチがいい感じに伸び、ステロ+じゃれで、水ウーラオスに乱数、ハバタクカミが確定落ちだったりと命の球ほどではないにしろ高火力をぶつけることができ、トリル展開してガチグマを出す前に荒らしまくることも多かったです。
水テラスは対パオジやテラスを切った水ウーラに対してトリルを張りたいときの非常用として用意しました。
ただ、水テラスを切ると呪いが鈍いになってしまうので注意が必要です。
相手が3体残っている状態でトリルを展開すると、相手側はターンを枯らそうと影打ちタイミングで交代をして時間を稼ごうとする動きが多かったので、HPがミリの相手にも影打ちではなくしっかりじゃれつくを打つことで後出しウーラオスなどが沢山吹き飛んでいきました。

 

 

・ガチグマ

テラスタイプ:ノーマル

性格:ゆうかん

特性:こんじょう

持ち物:火炎玉

技構成:空元気 / 地震 / 噛み砕く / まもる

実数値:223(140)-211(252+)-125-x-106(116)-60

調整意図:

HDライン…16n-1の最大値、あまり特防

史上最強のトリルアタッカー
雨選出で対処が苦手なチオンジェン入りなどに投げて行きました。
テラス根性空元気をまともに受けられるポケモンはほぼおらず、かつての相棒のメガガルーラで捨て身タックルを打っているような感覚でした。
守るは、ミミッキュの呪いと合わせて相手を削れたり、火炎玉を安定して起動できたりで必須レベルの技でした。
噛み砕くは、ゴーストテラスロトムやサーフゴーにテラスジャンケンせずに打てる安定技として入れましたが、殆ど打つ機会はありませんでした。
トリルが切れてしまったときに、特殊アタッカーと殴り合う事が多かったのでHDベースにしましたが、物理方面に厚くしてれば拾えたなという試合もあったので、この辺は環境に合わせて変えていくのがいいかと思います。
トリルと組み合わせるのに最遅出ない理由として、手持ちで持っている色個体がこのS個体値の個体だけだったのでそのまま使ってます。
使う場合は普通に最遅にするか、無振りの意地っ張りでいいかと思います。

 

 

選出

◾︎雨(後述している重いポケモンが1or2匹以下の時にしか出さない)

初手コノヨザル+後続ペリッパーイダイトウ

 

◾︎トリル(相手がトリルパor雨がきついのが多い場合)

初手コノヨザル+ミミッキュガチグマ

 

◾︎対受け

コノヨザルorミミッキュ+ガチグマイダイトウ

 

 

重いポケモン

◾︎雨

ブーストテツノツツミ、チオンジェン、ヘイラッシャ、モロバレル、たてこもる持ちヒスイヌメルゴン、トドロクツキ、キノガッサドヒドイデ、レジエレキ

 

◾︎トリル

ブリザポス、ガチグマ、カバルドンキノガッサ、アーマーガア、ハッサム

◾︎両方

パオジアン

 

総括

今月は新ポケモンを解禁されたことからモチベーションも高く、一撃技やパオジアンの運ゲーなど、正直ストレスの溜まる要素も多かったのですが、1か月しっかり戦って目標の2000、そして2100チャレまで辿り着くことができました。

個人的には、僕が一番最初にレート2000を超えたときもトリルポリクチを使っていたので、トリックルームという再度思い入れのあるギミックでレート2000を達成できたのは凄く嬉しいですが、2100チャレに負けてしまったのは本当に悔しいので、またいつかリベンジしたいです。
このゲームは滅茶苦茶時間泥棒なので、今後も気まぐれにやってレート2000を目指して行きたいです。

何かありましたらこちら(@tio_pokelive)のアカウントまでお願いします。



special thanks

雨の裏選出のトリル展開を薦めてくれて、何度も作業通話をしてくれたリア友の砂パ強者key君(@Key74073921

 

 

 

TN由来
 少女☆歌劇 レヴュースタァライト より


サムネ用